世界遺産とは?
世界遺産リストに登録された、文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つもので、世界文化遺産と世界自然遺産があります。2019年時点で世界遺産総数は1121件、そのうち日本の世界遺産数は23件となっています。
日本にある世界遺産は?
・知床【北海道】
流氷が育む海の生態系と、原生的な陸の生態系がわかりやすく見られる。
・白神山地【青森・秋田】
青森県南西部から秋田県北西部にまたがる広大な山地帯。アジア最大級のブナ天然林。
・平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び・考古学的遺跡群【岩手】
中尊寺、毛越寺、観自在王院跡、無量光院跡、金鶏山の5つの資産で構成。
・日光の社寺【栃木】
徳川幕府の聖地である東照宮と、1200年の法灯を伝えてきた輪王寺の二社一寺
・富岡製糸場と絹産業遺産群【群馬】
養蚕の技術革新と製糸業の近代化により生糸の大量生産を実現
・ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-(国立西洋美術館)【東京】
20世紀を代表するフランス人建築家ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館
・小笠原諸島【東京】
独自に進化した、特異な生態系が見られる
・富士山-信仰の対象と芸術の源泉【山梨・静岡】
日本人と密接な関係を持つ信仰の対象であること、文学や芸術の源泉として多くの文化発展にも影響を与えたこと
・白川郷・五箇山の合掌造り集落【岐阜・富山】
豪雪地帯に合わせた急勾配の屋根は雪が降っても自然に下に落ちるように工夫された建築様式
・古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)【京都・滋賀】
京都にある数多くの文化財の中から、16社寺と1城が世界遺産に登録されている
・紀伊山地の霊場と参詣道【三重・奈良・和歌山】
和歌山県、奈良県、三重県にまたがる3つの霊場と、熊野参詣道、大峯奥駈道、高野山町石道の参詣道
・法隆寺地域の仏教建造物【奈良】
法隆寺の建造物47棟と法起寺の三重塔を加えた48棟。法隆寺の西院伽藍は世界最古の木造建築として広く知られています。
・古都奈良の文化財【奈良】
東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、春日山原始林の8資産からなる
・百舌鳥・古市古墳群 -古代日本の墳墓群-【大阪】
大日本の世界遺産
・姫路城【兵庫】
当時の建築技術を極めた傑作
・石見銀山遺跡とその文化的景観【島根】
1526年から約400年にわたって採掘された日本を代表する鉱山遺跡
・原爆ドーム【広島】
核兵器の惨禍を伝える建築物
・嚴島神社【広島】
海にそびえる朱く塗られた大鳥居
・「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群【福岡】
「神様がいる島」として、航海の安全と外国との交流の成功のために祈りが捧げられた「沖ノ島」と、その祈りを受け継いできた「宗像大社」
・長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産【長崎】
キリスト教の信仰が禁じられた江戸時代から明治初期の日本で、長崎地方の潜伏キリシタンが地域社会と共生しながら密かに信仰を続ける中で育んだ、布教の文化的伝統を物語る12の構成資産
・屋久島【鹿児島】
樹齢7200年以上の縄文杉や屋久島のみに自生する固有種が約40種類もあるなど、その特異な生態系から「東洋のガラパゴス」とも呼ばれている
・琉球王国のグスク及び関連遺産群【沖縄】
アジア各国の交流の中心地として栄えた琉球王国の歴史を伝える、今帰仁城跡、座喜味城跡、勝連城跡など9つの資産で構成
・明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業【岩手・静岡・山口・福岡・熊本・佐賀・長崎・鹿児島】
世界から輸入した技術と日本の伝統文化を融合させ、幕末から明治にかけて急速な発展をとげた炭鉱、鉄鋼業、造船業に関する施設が指定
まとめ
・日本にも世界遺産は20か所以上ある。
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